初実装から3年経過しても、いまだに賑わい続けている母なる大地エウレカ。
わたしがゲームに求めるものは冒険心。
大人になって忘れかけていた、ワクワクする気持ちを大切にしたい。
未だに多くの謎が残るエウレカは、そんなわたしのワクワクを掴んで離さない。
というわけで、今回はそんな謎のひとつ、エレメンタル補正について検証してきたのでご報告します!
事前知識
今回の検証について、すでにわかっていることをまとめていきます!
エレメンタル補正値とは
エウレカ内特有のステータスで、この補整が上がると敵のダメージが下がったり、敵に与えるダメージが強くなったりする。
エレメンタルレベルが上がることで全属性の補正値があがっていき、魔晶石やエレメンタル装備で上乗せできる。
魔晶石とは
魔晶石とは、エレメンタル補正値を上乗せできる石。
敵と同じ属性に上乗せすれば敵から受けるダメージが減り、敵の属性に対して有利な属性を上乗せすれば、敵に与えるダメージがあがる。
基本的に、マギアボードを回して敵の弱点を突き、与えるダメージを増やして戦う。
エレメンタル防具とは
ピューロス帯で入手できるエレメンタル防具をヒュダトス帯で強化し、エレメンタル+2にすることで武器防具にエレメンタル補正を付与できる。
各部位で値が決まっており、頭と胴の一体型防具(バーミリオンクローク)は、頭と胴の補整と同等になっている。
部位 | 補正値 |
---|---|
武器 | 348 |
頭 | 87 |
胴 | 131 |
手 | 87 |
脚 | 131 |
足 | 87 |
合計 | 871 |
エレメンタル補正値の調整について
エレメンタル補正値は、エウレカ内でマギアメルダーを調べることで値が確認できます。
上の画像では、土属性に5個の魔晶石を振っているため、+100%と表示されています。
EL60で魔晶石なしの状態だと1779、石を5個積むと+100%となり3558なので、単純に2倍です。
エレメンタル補正装備を装着すると、装備に付与されている値が全属性で上乗せされます。
上乗せされた結果、魔晶石が5個の土属性は、(1779*2)+871で4429になります。
魔晶石の倍率を積算した後に、エレメンタル補正装備の値が加算されるようです。
言い換えると、エレメンタル補正装備は魔晶石の影響を受けないということです。
このルールを踏まえて、装備と魔晶石の組み合わせによって調整できる補正値を書き出してみました。
EL60を基準とした補整値の調整
装備 | 装備補整 | 石0 | 石1 | 石2 | 石3 | 石4 | 石5 |
---|
これらの組み合わせを使って、ある程度狙ったエレメンタル補正値を出すことができそうです!
(例えば、2000付近を狙いたかったら、頭手足のエレメンタル装備を装着して魔晶石は0個にする、等)
今回、検証したいこと
与ダメージが上限に達するときのエレメンタル補正がどうやって求まるのかが知りたい
先人たちの検証により、ある程度のエレメンタル補正値があると、それ以上補整値を積んでも与ダメージが増えないことがわかっています。
しかし具体的に上限に達するエレメンタル補正をどうやって調べるのかがよくわかってないので、そこを検証することにしました。
まずは与ダメージの上限がいくつなのかを調べる必要がありそうなので、そこからスタートです。
検証スタート
特定の敵にオートアタックを繰り返し、最低値と最高値を記録していこうと思います。
今回の検証には、
- すぐに敵を倒してしまわないこと
- ダイレクトヒットが出ないこと(集計時にめんどくさいため)
- エレメンタル補正の武器防具が揃っていること
これらの条件から、占星術士(EL60)を選択しました。
また、この調査のためだけにエレメンタルサークレット+2を作成しました。見た目いいですねコレ。
余談ですが、今回の調査によって、クリティカル時の最小値と普通のダメージの最小値はピッタリ1.5倍になるということがわかりました。これに早く気づいていればあんなにたくさん叩かなくて済んだのに…。
アネモス編の「放棄された研究所」エーテライト近くで、EL15のガーデンキーパーにひたすらオートアタックを打ち込みます。
放棄された研究所で放棄された研究をしている気分になりながら、無心でオートアタックを繰り返します。
なぜガーデンキーパーを選択したかというと、石5個の状態でも与ダメージが上限に達しなそうな気がしたからです。(EL1の敵だとすぐに上限に達して、ダメージが上がらなくなってしまう)
一度ILを大幅に落としてIL30の武器で殴ってみたところ、ダメージが大幅に減ってしまったので、装備差によるブレをなくすために、エレメンタル装備を使わない箇所はすべての検証で同じ装備構成にしています。(後から気づいたことですが、装備のサブステに意思がついていると、ブレてしまうため、超厳密にやるのであればエレメンタル補正装備+1を一式用意するべき。)
エレメンタル補正とダメージの関係を検証する
エレメンタル補正がどれくらい上がると、ダメージがどれくらい上がるのかを調べます。
魔晶石を1個もつけていない+0%の状態と、魔晶石5個をつけた+100%のときのダメージ差を比較する
魔晶石で+100%にしたとき、およそ2倍の与ダメージが出ることが先人の検証で明らかになっています。
何故およそになっているのかというと、おそらく上限にひっかかってしまって2倍にならないときがあるのではと推測します。
今回は確認の意味も込めて、自分でもやってみる感じです!
エレメンタル補正値1779
早速魔晶石を0にしてエレメンタル補正値を1779にし、無心でペチペチと632回ほど叩いてみました。
これは632回叩いた与ダメージについて、どの値が何回出たのかをグラフにしたものです。
グラフ左側の伸びているほうが通常攻撃、右側のあんまり伸びてないほうがクリティカル時のダメージです。
通常攻撃の最小値は320,最大値は352でした。ダイレクトヒットはまったく積んでいないため、一発も発動せず。
クリティカルは最小値が480なので、最小値のちょうど1.5倍です。これで最小値は確定です。
最大値はまだ出ていない可能性が0ではないですが、さすがにこれだけ叩いてまだ出てない数値があるとは考えたくないので352を最大値だと思うことにしました。
エレメンタル補正値3559
次に、石を5個積んでエレメンタル補正を2倍の3558にし、このまま叩き続けてみました。今回は気合を入れて662回叩きました。
通常攻撃の最小値は640,最大値は707でした。
最小値がピッタリ2倍になりました。エレメンタル補正値が2倍になると、ダメージが2倍になるといえそうです。
この関係から、上限のダメージ値がわかれば、上限に達するためのエレメンタル補正値が逆算できそうです!
余談ですが、エレメンタル補正値が大きくなると、出てくる数字のパターンも増えるということがわかりました。
最小値と最大値の振幅が大きくなっても、ダメージ値のステップは2~3で変わらないようです。
最大値同士が微妙にズレるのは、ちょっとわかんないです。サブステの意志の問題なのかな・・・
与ダメージの上限を検証する
それでは与ダメージの上限を見つけていきましょう。
与ダメージの上限は、こんな方法で見つけてみようかと思います。
与ダメージの上限を調べる方法
エレメンタル補正Aと、Aより少し低いエレメンタル補正Bを用意して、Aのときの与ダメージと、Bのときのダメージを与ダメージに差があるのかを調べる
AとBの与ダメージがピッタリ同じであれば、A,B共に上限に達していると言えそうです。
エレメンタル補正値4429
エレメンタル補正装備をすべてつけて、補正値を4429にして叩きました。
試行回数は少な目の217回ですが、大体これくらい叩けば値が出そろうよね、というのがわかってきました。
通常攻撃の最小値は790,最大値は872でした。
エレメンタル補正値4342
次はエレメンタル補正装備を一つ外し、補正値を4342にして叩きました。
試行回数は257回です。
通常攻撃の最小値は790,最大値は872でした。
補正値が4429のときと同じ最小値、最大値となりました。
補正値が4342のとき、上限ダメージに達しているといえそうです。
でもここで不可解なことが起こりました。
790が上限ダメージだとすると、エレメンタル補正は4391付近でカンストとなるハズなのです。
なので、1779*2.46875倍 = 4391.90625、切り捨てて4391付近で上限に達するという計算。
しかし、すでにエレメンタル補整値が4342で上限に達してしまっているという結果が出ています。
エレメンタル補正値がシンクしているかどうかを検証する
マギアメルダーで表示されるエレメンタル補正値は、どこの地域にいってもエレメンタルレベル60の補整値が表示されていましたが、エレメンタルレベルは各地域のカンストレベルにシンクしています。
アネモス帯カンスト時のレベル20でのエレメンタル補正値は506です。
与ダメージが上限に達しているから気づきにくいだけで、実はエレメンタル補正もシンクされているのかもしれない。。。
ということで調べてみました。
エレメンタル補正がシンクされているのかの検証方法
EL60でアネモスで敵を叩いて最小値と最大値をとる
EL59にしてまったく同じ装備・同じ魔晶石で、アネモスで敵を叩いて最小値と最大値をとる
エレメンタル補正値のみを下げても与えるダメージが同じだったら、エレメンタル補正値はシンクされてるといえそうです。
早速エレメンタルレベルを下げにいってきました。
他にもいい方法があるかもしれませんが、EL下げるのが確実な気がしたので。
EL59の補正値は1694でした。早速わが友ゲートキーパーの元へ。
エレメンタル補正値1694(EL59)
試行回数は266回です。
通常攻撃の最小値は320,最大値は352でした。
EL60でエレメンタル補正1779のときとまったく同じ結果が出ました。
エレメンタル補正もシンクされているといえそうです。
しかしせっかくなので念のため、もう1レベル下げて確認してみることにしました。
エレメンタル補正値1694(EL58)
サクッと139回ほど叩きます。そろそろBOTと間違われそうです。
通常攻撃の最小値は320,最大値は352でした。そうなる気はしていたけれども!!!!!
でも一応確認しておいてよかった。これでエレメンタル補正値は各地域でシンクしているといえそうですね!
実際のエレメンタル補正値を考える
見えているエレメンタル補正値が実際とは違うということがわかったので、実際に適用されているであろうエレメンタル補正値をまとめてみます。
素のエレメンタル補正がカンスト時の値でカットされるとすると、アネモス帯ではEL20に達したときの素のエレメンタル補正「253」ということになります。
アネモス EL20のエレメンタル補正値
素のエレメンタル補正を253とした場合の補正値です!
最初のほうでルールを確認したとおり、エレメンタル補正装備は魔晶石の影響を受けずに最後にプラスされるため、アネモスではエレメンタル補正装備の恩恵がめちゃくちゃ大きいことがわかります。
253×2.46875=624.59375なので、EL15の敵に対してはエレメンタル補正が624付近になると与ダメージがカンストすることになります。
武器と頭の装備を揃えた時点で、アネモスではすべての属性が最大になり、マギアボードを回す必要がなくなります。
装備 | 装備補整 | 石0 | 石1 | 石2 | 石3 | 石4 | 石5 |
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エレメンタル補正601(見た目は2127)
エレメンタル補正が624付近のとき、最小値は790,最大値は872になるとすると、601のときは少し下回るハズ。
再び我が友を殴って検証です。オートアタック回数は244回です。
通常攻撃の最小値が760、最大値が842でした。
760/790=0.96202531645(601のときの最小値/624のときの最小値)
601/624.59375=0.96222544654(エレメンタル補正の比)
なので、エレメンタル補正の計算も合ってそうです!
これで、アネモスではEL15の敵に対して、エレメンタル補正624あれば上限ダメージを与えられるということになりそうです!
今回の検証でわかったこと
アネモス、パゴス、ピューロスでは見た目通りのエレメンタル補正ではなく、各地域のカンスト時の値にシンクされている
ノーマル装備で殴ったときの最小値と、ダメージが上限に達しているときの最小値の比がわかれば、エレメンタル補正がいくつで上限に達するのかがわかる
長くなってしまったので今回はいったんここで終わります!
続きはやるかもしれませんしやらないかもしれません…